人は独りでは生きられないという意味。
この本を読んでまず初めに感じたこと。
「人は独りでは生きられない」ということ。
人が一人では生きていられないというのは、
誰か無しに善行は意味が無いという事。
守る人がいて、守られる人がいて、人は善い行いをする。
悪行を行う者は、孤独者に多いと思う。
心配してくれる人がいない。とか
慮(おもんぱか)る存在がない。とかね。
「罪と罰」
穏やかな暮らしの為に害虫を殺すように
貧困という病の中、
世の中のシラミと言われるケチな老婆(質業)を殺す。
そこにはまやかしの正義が、天使の羽を付けた悪魔が、世の中の為だと囁く。
何が罪か。
それは自分が一番よく知っている。
どんなに否定し、どんなにかき消したつもりでいても、自分の中にある罪は消えないのだということ。
人は何故独りでは生きられないのか。
善い行いを してあげたい と思うからなんだと思う。
誰かなしに、自分を保つのは難しいのだと思う。(人でないなら、神でも仏でもいいのでは)
自分に良いことが起こらないと嘆くのなら、それは何かしらの罰なのかも知れませんね。
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2018.05.31 23:50
2018.05.31 23:48