カフカの魅力

最期に近づくにつれ、涙が静かに流れ続けた。
感動と同情と読了の切なさと。。

引用します。

ノーベル文学賞を受賞した作家のカネッティも、カフカが恋人に出した手紙を読んだときのことを、こう書いています。

どんな文学作品を読んだ時にも経験しなかったほどの感動をもって、これらの手紙を読んだのであった。

新潮社の「決定版カフカ全集」で日記の巻の翻訳を担当した谷口茂も、「フランツ・カフカの生涯」という本でこう書いています。

私の興味は作品以外のものに移り、特に日記と書簡類に蠱惑(こわく)され、ときとして作品より面白いと思うほどになった。


゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+


なぜ自殺しなかったのか。

それは、読んでみて感じ取ってもらった方がいいと思います。

私のような点のような存在が生意気にこう思うなんて、とてもとても書くことはできないです。

ともかく、久しぶりに短期集中に読み終えました。
そういう本に出会えた時にいつも感じる同じ思い。
本を読み終えたという寂しさ。

おそらく、暫く本は読まないだろうと思います。

余韻を邪魔されたくないので。

この本を出版するに携わった全ての人の手に感謝します。┏○ペコッ

2018年4月29日。るん。





reading&book report

読書感想文。( ・́∀・̀)ヘヘヘ

0コメント

  • 1000 / 1000