三途の川

銀河、天の川、Milkyway、ミルク、牛乳、母、、

ジョバンニ。賢治。

命の行く先。

役立たず。。

これは夢の話。

でも、本当に見た夢なのか、創作なのか、

自分を慰めているのか、亡くなった者達を慰めているのか。

乗客の意味。消えるようにいなくなる乗客。

カムパネルラが居る(乗っている)ことに安堵しかなかった。(不安からの解放)

夢の中で気付けていれば、カムパネルラ(もしかして亡くなった実の妹)を救えたのか。

病気の母を盾に、失くなる人の心配はできないと弁解しているのか。

どちらにしても、切なさだけが残る小説。

自分の無能さを淡々と書き連ねることで懺悔をしているように感じた。

結局は、祈る事しかできない。

そういうことなのか。。。

今後、

天の川を見る時にはきっと、

真空の川に涙を流すことしかできそうにありません。


今までは、なんとなくのイメージからちゃんと読もうとしなかった小説のひとつ。

実は、展開にドキドキ(ワクワク)しながら読み進めていったのに。。

知らないで読むのと、

知っていて読むのとでは、

台詞のひとつひとつの意味や重さが違ってくる。

何回か読み直したいと思います。


最後まで読んで下さってありがとうございます。


m(*_ _)m

Simplog
http://simplog.jp/pub/30821326/105










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